「野村証券経常利益、バブル後最高の3033億円」ってなによ?

つうことで、野村ってある意味で正直だから良いのか?そんなわきゃないだろう!まったく。自由競争市場なんだから、そりゃ営業活動は自由だし、儲けるのも勝手っすけど野村に手数料払ってる機関投資家はどうよ?公的資金導入して、ぶっ潰れた銀行とか、特別融資受けてすっとんだ企業とかも、株式取り扱い手数料は一般債権だからキッチリ回収してんじゃん。突っ込めよマスコミ!ってできねぇよな。証券は数少ない広告の安定したクライアントだもんね。不祥事かなんかじゃなきゃ絶対突っ込まない。「公共新聞」とかどうよ?広告無しで、自由に記事が書ける新聞って売れないかなぁ?公共放送の2の舞?だよね。企業経験とか社会経験の薄い記者が書く限り間抜けな記事になるもんなぁ、やっぱ。普通の会社ぶっ潰れたらそんなもん回収出来ないのに、金融関連はそこまで支払うって何よ?

そんで毎日新聞の記事(4月22日朝刊)
「大手スーパー6社の2000年2月期決算が21日出そろった。長引く消費不況に加え、格安専門店の急成長で、5社が減収、5社が減益という「業界総崩れ」に陥った。経営環境の好転は当面見込めそうになく、最大手のダイエーが自前の売り場を大幅に削減し、外部テナントを導入するなど、各社は生き残り策の模索に入った。」

っぐへへへへ。まったく何処が「景気は堅調」なんだよ?経済企画庁!日銀!大蔵省!しかし、こんな記事が出てるのに、日銀短観との相違についての解説くらいしろよ!って判っちゃいないからできねぇんだよね。お給料高くて 、今年もしっかり給料上がってる人達が集まって、仕事して記事書いてお金廻してるんだからしかたないよね。大手スーパーが一番に納入業者に求めるのは、利幅っつうか、掛け率でしょ?格安専門店だって魔法つかってるんじゃないんだから、構造はおんなじ。当然今年はもっと厳しい値入りを要求される訳だよね。それを国内だけで事業をしてる業者さんだったら、当然それぞれ川上から川下まで利幅が圧縮される。そんで、安価な原材料が海外に求められれば当然そっちで手配する。海外に生産が委託出来るならさっさと、そっちで作るしかないんだよね、まったく。なので、高度技術集約型の産業以外は、急速に国内産業の空洞化つうか雇用構造が変化が進行してるんだってば。判れよ!圧縮された利幅で企業を維持しなけりゃならないんだから、当然生産性の向上が急務なんで、賃金のかさむ中高年齢者の解雇は今以上に進む。リストラなんかじゃないんだってばさ。構築はないんだから。まったく。
本来は消費者にとっては、小売価格が下がってくるんで悪い事じゃないんだけど、ちゃんと産業構造の将来を見据えた施策が政府にありゃいいよ。でもこのままじゃ、不景気スパイラル一直線なんだってば。減収になって、減益になって、短期借り入れで運転資金回してる企業が、金利上げられたらどうなんのよ?あんだすたん?

あれまぁ、なんか固いなぁ今日は。まいいか、面倒だし、ご飯食べてから世界不思議発見見なきゃだし。
じゃね!