燃える三菱車!!//リコール制度をまずリコールすればどうよ?

萌えてますね。8月13日〜15日のビックサイトのコミケも間近だしね。でも、もう浮くんだよなぁ、私とか行くと。ずっと前はコスプレしたこともあるんだけど(汗)

じゃなくって、三菱の自動車が燃えてるんですけど。

まぁ三菱自動車リコール隠しについて書きたいことは、一兆ページくらいはあるんだけど、今回もまずへんてこなのは、TVや新聞の論調なんだよね。特に、すでにリコールの届出があった車種だと、あたかもそれで免責になっているようなニュアンスがあまりにも多い。

そもそも「リコール制度」ってちゃんと判って原稿書いているのか疑わしんだよね、まったく。

リコール制度は1960年代に頻発した欠陥車問題を受けて、1969年に制度化されたんだけど、運輸省(当時)の省令に基づき実施された。1995年からやっと、道路運送車両法に基づく制度として法制化され、罰則が盛り込まれたんだよね。

その後、直近だと2003年に改正、施行された際にそれまで「勧告」しかできなかったのが「命令」できるようになって、罰則もやっと、法人は2億円以下の罰金、個人は懲役一年以下、罰金三百万円以下となったんだよね。って逆に言えば、それまでは拘束の緩い、まるで自動車会社の「サービス」の延長のような曖昧な制度だったんだよね。これは言うまでも無く、2000年7月に発覚した三菱自動車リコール隠し発覚事件に対応したものなのだけど、法整備自体が、今でも欠陥で、まずこっちをリコールする必要がある。

一つ一つ挙げると切が無いんだけど、今でもリコールのユーザーへの伝達方法は、公示形式なんだよな。

国土交通省HP

http://www.mlit.go.jp/jidosha/carinf/ris/default.htm

は確かに充実してきてるんだけど、仮に「火を噴いて燃える」ような重大な欠陥があったとしても、もしユーザーが自分の所有車がその車種に該当することを知らなければ、整備に持ち込むことは無い。

って言うか、今回の三菱のリコールも、ユーザーは自分で販売店に連絡をして時間を割いて車を持ち込み、整備が終わったらまた引き取りに行かなくちゃならない訳で、人命に関わるかも知れない製造物を作ったペナルティーとしては、あまりにもメーカー側に寄り過ぎた制度なんだよね。菓子折りくらい持って、車ぐらい引き取りに来て、代車くらい置いていくのが当然だと思うのは私だけ?

今、車両検査を受けて道路を走っている車の型式データは、全て陸運局が握っている。もし真剣に人命を考えたり、メーカーに全車両について責任を問う気があるのなら、車検のデータベースから現在の所有者に直接連絡をするべきなんだよね。

費用がかかるとか人員が足らないとか、反論がありそうなんだけど、もし個人情報の問題があるなら、費用はメーカー、書類送致陸運局で問題あるの?データベースからハガキの宛名を書くくらい、私だってかけるプログラムを一本書けば充分だし、人手なんて掛からないよね。明日にでも出来ると思うんだけど、なぜやらないんだろう?

このことは、もう少し書きたいんだけど、仕事が始まっちゃうからまたね。

じゃ!